動画広告の新しい手法「投稿風動画」とは-先週のウェブマーケティング-
先週のウェブマーケティング振り返り
今回は、日本経済新聞11月29日13面の「中国、動画アプリ広告急増」を取り上げます。
動画サイトやアプリで動画を見ている間に入る広告は、特に若い人からはうざいと思われ避けられています。企業もそこであきらめないということで、投稿された普通の動画のような広告を配信し、さりげなく商品などをアピールするという方法がとられているというような内容です。
1.記事の概要
今回の記事では中国の動画投稿アプリTikTokが、一般ユーザーが投稿した動画を装って広告動画を配信するという方法で、新たなヒット商品を連発しているということでした。
ウェブマーケティングのなかでも動画広告は将来性が高いと以前のブログで説明しましたが、今回は動画広告の中でも広告に見えない広告がヒットし始めているという内容です。
2.今後の動向
今後5Gなども控えてますから、こういった動画広告はまだまだこれから伸びていくといわれていますが、すでに普通の広告*1は避けられ気味な現状を考えると、今回の投稿風広告は企業にとってもイメージを落とす心配が少なく、商品などをアピールしやすい仕組みになっているように感じます。
今回は中国の記事でしたが、日本でもユ―チューバーに商品を紹介してもらったりする企業案件動画が行われています。今回の投稿風広告もこれに近いところがあり、今後の主流となる可能性も大いにあります。
以上です。ありがとうございました。
*1:動画の間に表示される広告のことをインストリーム広告といいます。そのほか動画広告の主な用語やデータは以下を参照するとわかりやすいです。