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「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」の違いとは

今回は、言葉の定義の違いを考えていきたいと思います。

「Webマーケティングの勉強をしている人が疑問に思うことランキング」の中には、「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」という言葉の違いもランクインしているのではないかと思います。

本記事では、この2つの用語の違いを解説し、詳しい定義などを説明していきたいと思います。

1.「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」の違い

実は、Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いには、様々な考え方があります。一つ一つ見ていきましょう。

 

①違いはないという考え方

Webマーケティングとデジタルマーケティングには特に違いはないという考え方です。両者とも結局のところ目的は同じなので、違いはないということのようです。

*1

 

②明確な違いがあるという考え方

デジタルマーケティングはウェブにかかわらないデジタル技術を使用したマーケティングで、Webマーケティングよりも広い概念という考え方です。この考え方ですと、ビッグデータなどを活用したデータマーケティングもデジタルマーケティングに分類できそうですね。

②の考え方の場合は、Webマーケティングは「Webを活用したマーケティング全般」を指します。

 

2.「デジタルマーケティング」という用語のより詳しい定義

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを検討したところで、それぞれの言葉の定義を詳しく見ていきましょう。

まずは、デジタルマーケティングですが、詳しくは下記の意味があります。

デジタルマーケティングは、Webマーケティングよりかなり広い概念と考えるべきだ。
Webサイトはもちろんのこと、Eメールやスマートフォンアプリなどを含む。FacebookページやTwitterなどのSNS活用も含まれるだろう。また、Web以外のチャネルであってもデータを活用したり、デジタルを活用したりするものが含まれる。*2

つまりは、デジタルマーケティングというのは、ウェブはもちろんのこと、ウェブ以外のデジタル技術を使用したマーケティングも含んでいるということですね。

その他、以下のように書かれている記事もあることから、この定義が一般的なものであることがわかります。

デジタルマーケティングはWebサイトの世界にとどまらず、デジタルで得られるあらゆるデータやタッチポイントを活用するマーケティングであり、Webマーケティングとの決定的な違いは、扱う世界の範囲が格段に広いことです。*3

 

以上でWebマーケティングとデジタルマーケティングの違いを解説していきました。

両者の言葉の意味には参照元ごとにやや曖昧さが残るため、会話の中で「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」が登場した際には、その定義をしっかりと確認したほうが良いでしょう。